rainbow の発音は「レインボウ」

何を言っているんだというタイトルなんだが、何を言いたいかというと単語 rainbow は特殊だということだ。
普通、英単語はアクセントの箇所以外は曖昧な母音 ə「アー(口を狭くひらく)」になる。
例えば international の発音は ìntərnǽʃənl 。読みを無理やり日本語で書くと「インタネァーシャノゥル」。このネァーの部分が音階が高いアクセント部分で、それ以外は曖昧母音。なんとなく冒頭の i は例外らしい。-ing とかの i も曖昧化しない。
例外は色々ありそうだが、この鉄のルールは昔 受験の際にとても役立った知識だった。

で、rainbow 。この単語は rain と bow の合成語で、どちらも二重母音 エイ と オウ を持っている。合成して一つの単語になってもそれは維持されていて、けっして「レインバゥ」にはならない。はっきり「レインボウ」だ。

友達がカラオケで「虹の彼方に」を歌った時、「Somewhere over the Rainbow」のところを「サァンーウェァーオ…ヴァーザレイン…ブ…」と情緒たっぷりに末尾をレインブーにして以来モヤモヤしていたので調べて良かった。